エニセンスの情報共有ツールについて – slack & Qiita:Team -

slack_guest

こんにちは、エニセンスの広報の村田です。
第3回目の内容は、エニセンスで導入している情報共有ツールについてです。

エニセンスは平成2007年に設立し、福岡市に本社を置く会社です。創業当初から昨年までWEBデザイン制作・モバイルデザイン制作やシステム開発などの受託案件を中心に事業展開していました。そして現在は受託案件での制作をとりやめ、カジュアルスマホアプリを中心としたアプリ事業に注力しています。

開発方針にAndroidファーストを取り入れ昨年の10月から12月までに20本のアプリをリリース、今年の1月からは月間6本ペースで新たにAndroidアプリを制作してきました。一旦世の中に出したアプリもアップデートしつつ新規に開発しているので日頃から開発技術情報やアプリの運営ノウハウなどの情報共有を欠かさず行なうことを普段から大切にしています。

少し前置きが長くなってしまいましたが、今日はそんなアプリ事業部の開発体制の中からslackとQiita:Teamについてご紹介いたします。

slack_any

Slack: Be less busy : https://slack.com/

まずはslackから。

slackの特徴としては、

  • チャンネルと呼ばれるトピック単位の部屋があり、話題ごとにチャンネルを分けれる
  • 通知のオン・オフもチャンネルごとに設定できる
  • 周辺・関連サービスと連携しての通知も充実している
  • というところがあります。

    slack_guest

    開発に携わるメンバーが増えてくると「いまあの人なにやってんだろ」っていうのがどうしても出てきてしまうのですが、Slack上でなされている会話(チャット)はプライベート設定したもの以外は誰でも見れるので議論の流れなどもあとからさかのぼりやすく、決定した事項の経緯などもさかのぼることができます。

    slac_starred items

    Recent Mentions機能で個人的な通知もわかりやすく、Starred Items機能で他のスタッフの投稿をお気に入りとして保存する事ができます。

    ミーティング時間の通知や社内イベントのリマインドをはじめ、定期的に実行するタスク登録する事ができ、非エンジニアの方でもなんとなくコマンドを打てば楽しめるように設定しています。

    slack lunch

    (ランチ用チャンネル)

    slack misawa

    (地獄のミサワ)

    slack asboto

    (終業時間のリマインド)

    サービスの情報や開発に必要な通知(bitbucketなど)も動きがあれば自動的に投稿される仕組みにしていて、日頃から閲覧するブログなどが更新されたらチャンネルに流すなんていうこともやっています。

    slack grp_readonly

    (#grp_readonlyというチャンネルでは会話は発生せず気になった記事を読むだけ)

    複数のツールを見る事なく、slackの中だけで会社やサービスの動きが見えるようになっていると、結果としてコミュニケーションも活発になるんではないかなと思います。

    続いてはQiita:Team。

    qitia team
    (Qiita/Qiita:Team Meetup #9 Fukuokaに参加させていただきありがとうございました。)

    みんなが手軽に書けるQiita:Team

    Qiita:Teamの特徴としては、

  • Qiitaの投稿をチーム内だけに情報共有をしたい
  • 綺麗な形式でドキュメント共有をしたい
  • ドキュメントにコメントやメンションを送り合うことができて、共有しつつコミュニケーションができる
  • というところがあります。

    エニセンスでもbitbucket、GoogleDrive、GoogleApps、Gmail、Backlog、Dropboxなどの多くのツールを使っていますが、普段の開発チームでの相談事や口頭での会話も出来るだけQiita:Teamに議事録やwikiとして残すように取り組んでいて開発体制の中で「一度も聞いてない」という事が無いようにしています。(できるだけ)

    日報や作業ログはもちろんですが、プロジェクト単位でページを作ることができ、情報の性質によっては重要なドキュメントだけを設置するリンク集としても利用しています。

    qiita pro

    (プロデューサーチームガイダンス)

    qiitateam_en

    (エンジニアチームガイダンス)

    qiita pr

    (考え方の共有など)

    これまで議事録や会議のアジェンダ、ブレストで出たアイデアの集約結果などはGoogle Docsにまとめていましたが、それをQiita:Teamに残すようにした事で会議に参加していないスタッフの反応も見る事ができ、「オープンなチームを作ろう。みんなが手軽に書けるQiita:Teamで、チームの暗黙知をなくしましょう。」というコンセプトがじわじわ浸透してるんではないかと感じています。

    qiita like

    qiita come

    いかがでしたでしょうか?

    短期間で企画・設計・開発・運用のサイクルを回し続けるとスピード感を求められ自ずと暗黙知が大きくなりますが、組織的な知識創造の仕組みを考えるときにslackやQiita:Teamを活用することで誰かの考え方や取り組んでる事がチラ見でき、情報の共有具合によって形式知を表面化して、調和することが結果的にはユーザーに提供できるサービスの品質に繋がるではないかなと僕たちは考えています。(もちろんプロジェクト毎に環境は異なるので、方法論はその都度変わりますが..)

    ご紹介したツール以外には相手のスナップショットが定期的に送られてきて「顔を合わせて仕事する感」が出るsqwiggleや試験的に導入しているビデオ会議サービスのzoomなどの紹介はまた別エントリーでご紹介したいと思います。

    エニセンスでは、このようなツールを使い倒したいエンジニアやデザイナーを募集しています。ご興味がありましたら、こちらからご応募ください。

    今後も定期的にブログを更新していきます。よろしければRSS登録をしてください。次回の更新をお楽しみに!

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    村田アルマ

    広報・人事Anysense.co.jp
    Web業界を3年ほど経験し、現在は広報・人事を中心に携わっています。パンが好きです。
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