アプリ内に広告を設置しよう!そして気になるその効果は?

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こんにちは。エニセンスでアプリのプロデューサー&エンジニアを担当しているNoujimaです。
今回はアプリ内の広告についてお話しさせてください。

ちょうどアプリ内広告を入れて10日間ほどのアプリがありますのでそれの内容とちょっとした効果をご紹介していきますね。

弊社がリリースしているアプリに『写真整理アプリSwippy♪』があります。
このアプリには i-mobileさん のクリック報酬型のアドネットワーク広告を出しています。

クリック報酬型とは、ユーザーがその広告をタップすることで成果が発生するタイプの広告ですね。

具体的にどんな感じで広告を出しているかといいますと、こんな感じです。

①インタースティシャル
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これは画面遷移などのタイミングで一つの広告を大きく出すタイプです。
最近よく見るタイプかもしれませんね。
しかもアプリの画面レイアウトに影響が出ないので開発者からも支持が大きいと思います。


②アイコン
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これは画面の下部などに常駐して表示させるタイプです。
昔は常駐型といえば横長のバナーが主流でしたが現在はアイコンの方が圧倒的に人気です。
しかしこのタイプは画面に広告用の表示領域を作ってやる必要があるので、デザイナーとの事前の打ち合わせが必要だったりしますね。
またアプリ内のボタンに接近しすぎてユーザーの誤クリックを招いたりなど反感を買いやすい恐れもあります。


③ウォール
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これは完全にアプリの画面が広告一覧になるウォールタイプです。
iOSアプリではこのウォール型の広告を入れているだけでアップルがリジェクトを進めているというのが最近話題になりました。
(Androidアプリではまだリジェクトの事例はありませんが今後のGoogleの方針次第でどうなるか分かりません。)

このアプリ内広告ですが実装すること自体は難しくはまったくありませんが、ちょっと手間がかかって面倒ですよね。

まずはWEBの方でアプリの登録申請→広告枠の作成→レポート確認
アプリの方では専用のSDKを入れる→広告のロード→表示→非表示をコードで記入

実際の i-mobileさんのコンソールはこんな感じです。
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さて広告を入れてアプリを世に出すと気になるのはその効果ですよね。

この『Swippy』というアプリに広告を入れてちょうど10日間。
まだ10日間ということもあり、その実績を一部ご紹介しましょう。

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広告の表示回数はすべて合わせてちょうど 20000回
そして肝心のクリック数は 85回 
トータルのクリック率は 0.42% 

10日間での収益は… ( 秘密 )

ということでアプリ内に広告を入れたからといって期待通りの収益があるとは限りませんね。
数字はアプリ自体のDL数やアクティブユーザー数、そして広告を出す場所やタイミングで大きく変わると思います。

このレポートを見るとなぜバナーやアイコンなどの常駐タイプが減ってきて、インタースティシャルやウォールなどの全画面タイプが増えてきたかが一目瞭然です。

ただし数字を求めすぎてユーザビリティを崩壊させてしまっては本末転倒です。

企画を考えて開発をしユーザーの課題を解決できるアプリをリリースをすることが我々の仕事ですが、ユーザーの操作を阻害することなく自然な広告配置で収益を得ることもまた我々の大事な仕事です。

一見して相反することを両立できるように日々考え実現できるように努力しております。
これからもエニセンスがリリースするアプリにどうぞご期待ください。

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noujima

P&E
小売業 -> 求人営業 -> 転職コンサル -> Androidエンジニア という謎経歴です
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